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アザポジ

エディトリアルデザインしたりオタクしたりしてる人の独り言。アザポジ→編集の際撮影された写真で使用しない画像のこと。

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個人メモ パラレル中学生設定(國久池葛)
といいつつやっぱり文字は苦手だ
誰かの言葉を借りないとたぐれない
たぐれたように思えても違うところに着地しているような気持ちになる

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彼らの中学校は臨海工業地帯にほど近い場所に構えられている。
公立高校で校舎はとても古い。建物の一部には未だに木材で出来た廊下が残っている。
時折工場のにおいが風に乗ってやってきて異臭を放つ。硫黄のような、鉄の錆びたような臭いだ。
夏は窓を開けているため(クーラーなどついていないのだ)、そのにおいが一層濃くなる。
校舎の周辺の植物たちは不健康に、しかし乱暴なエネルギーを発散させるようにぼうぼうと繁る。
その草の間には空き缶やらコンビニのビニールやらが白々しく放置されている。
そのさらに下の地面には生徒である彼らが流した汚水や汚物や吐瀉物や体液やその他の目に見えない陰湿なものが染み込んでいる。

校内にはひび割れたガラスのついた窓がいくつもあり、申し訳程度にガムテープが施されている。
生物室にはホコリを何年もかぶったようなホルマリンがいくつも並んでいて、薬品の臭いがつんと鼻をつく。音楽室はやたら日当りが良いせいか、床が焼けてやけに乾いた空気が流れている。プールには今木の葉がへりに張り付いて、時折そこをトンボが横切っていく(プールの授業は一週間後に始まるようだ)。廊下に面した水道は締まりが悪いらしく、いつでもだらしなく水を垂れ流している。

生徒たちの声が聞こえないのは授業を受ける態度が真面目なのではない。
皆その退屈な時間を持て余し、昼寝やメールや物思いにふけっているためである。

生徒、黒髪で右目下に絆創膏を貼った生徒が教師の抑揚のない声に誘われて机に突っ伏して死んだように眠っている。彼は三ヶ月程前に近所の工業高校生に目をつけられ、五人程を相手に警察沙汰を起こした。そのときナイフで顔を傷つけられたようだが、事件に関わった人間たちの中で彼が一番軽症であったという。そのとき彼らに何があったのか、語るものは誰一人いない。本人は目の下に残った傷を「不名誉の負傷だ」と言い(その口調に重大さなど微塵も感じられないのだが)未だに絆創膏で隠している。どんなことにも悠長なのは元来の性格なのか、今もその眠る背中には進学とか受験とかいったものの悩みの影が見当たらない。

その同列前方で、七三分けの生真面目そうな生徒が古文の朗読をろうろうとした口調でこなしている。普段温和で口元の笑みを絶やさない彼の瞳には、ただ教科書の文字が映るばかりでそれ以外のものが何も見当たらない。まるで文字を読むためだけに発明された機械のように、言葉だけを発している。
底冷えするような黒い瞳の色 無機質 を捉える者はだれひとりいない。

廊下側の一番後ろに座る生徒はまるで存在そのものを消してしまったかのようにじっとしている。教師の声を聞きとりつつも、その心の奥底は常に別の方向に向かっているようだ。ノートには古典の授業とはまるで関係のない化学式がいくつも並んでいる。時折 にやり と唇の端だけで笑う。
すぐ前に座るくせ毛の生徒がそちらに振り返った。なあ葛西俺教科書忘れたんだけど 見せてよ 断る ドケチ 気配を消していたその生徒に一瞬明らかに不快の念が見て取れた。くせ毛の生徒は気にしない。それどころか振り返った姿勢のまま机に肘を付いて不満げに断った相手を見やる。効果がないにも関わらず抗議の視線を外さぬ相手にしびれをきらし(というより面倒臭くなったようだ)、出してさえいなかった教科書をだるそうに取り出すと、丁度彼の番に当たった。唇だけで わり、ありがと と言い教科書を手に取ると、くせ毛がつっかえつっかえの下手な朗読を始めた。

息づかい 教師の声 手を走らせる音 不意に机に足をぶつける音 ひそやかな椅子のきしみ
生き物の音が蠢きながらも生命の熱がこもることはない。
歓喜、衝動、情動、から切り離されて不自然に同世代だけが押し込められた空間。
そこにあるのはコンクリートに熱せられた空気が作り出す外側の乱暴な暑さだけである。

完成までの道のりを追う企画



この企画に需要があるのかはさて置き
こんな感じの絵をどんどん工程ごとに上げていこうという企画です。

1ラフスケッチ
まあ大体いつもこんくらいまで描きます。すんげえ荒いわー。
あと手の指とか細かいもんも後回しというかこの後の細かい下書きでやっちゃう。
身体デッサンうまくなりたいものです…浪人が許されるのだったらもう一年予備校通いたかったよ。。

時折色々考える

よこっちょにリンク貼ってみたりした@自分用。
こういうの並べると自分の好きな物寄せ集めっぽくてなんか楽しい。

その一つのコーナーという漫画サイトさんがすごく好きだったのを今更思いだして
また通い詰めの毎日です。こんなところで告白大好きです。

そういえばこのかたの漫画にも感銘を受けたのでした。
しかもエフに載るて!わーいわーい探しちゃう!!

重くどすっと来る衝撃が好きです。救われないけど、甘くないけど、
でも何かをつかみ取る事ができるそんな温度がとても心に来る。
何かオリジナルすごく描きたくなるです。

オリジナルに近いとどつくがとても描きたいです。
つうかもうオリジナルでいいんじゃないか。キャラ捏造しまくりだし…でもオリジナルでいきなり
警視庁っていうのもどうなんだろう。なんかもっと良い設定はないだろうか。

とかいいつつ自分が設定を考えるとどうしても一般的な現実的な設定しか思いつかない。

高校生時代とか同級生で今は上司と部下とかなんだけど今も昔も等々力はよくわからん奴だと筑紫に思われていて、等々力は等々力で筑紫の名前すら忘れてて「あ、エリートの誰か」みたいな扱いだとか。
使う居酒屋が一緒で合コンとかになんとなく馴染めなくて惨めったらしいのも嫌だから飲み直してる等々力と相席する筑紫とか。
仕事し過ぎて男に振られたけどそんなこと悲しいとも思わないっていうか麻痺させて忙しくしてる等々力とか。

そういうの描くならまずは等々力の警察生活から描いてかなきゃならんだろうと思うと、途方もないなあ…やっぱ二次創作だからその辺はしょれていいんだな。

あ、今思いついた アパートで隣り同士とかいいんじゃないかな。
筑紫は割と女の人の影が絶えないとかさ。
ひぐちみたいな謎の未成年抱えててもいいけど。

考えてることリヤルタイムに書き落とすのってなんか難しいですね。

画像を整理してたのよ

なんか昔の殴り書きが。これたぶんユキ。

いつかいたのかわからんけど下書きしてないわりにいい感じですね。

そして本日ミゾちゃんに贈った葛穂v


時々解析見ててなんかすごいサイト様からのリンク見つけて勝手にびびってたりします。
…勇気が出たら挨拶にイコウ。

火災

向かいの先輩が

「昨日うちの近くで不審火があったんだよねー」

とか話すので思わず葛西とか浮かんで勝手に吹き出しました。

なんかいろいろダメですね。
ハイ。

漫画をもそもそ描いていたんですけど
どうもやっぱり勢いだけのネームだったので
取り込んで読み返して酷さに気がついてしまい
また書き直したりして一進一退な日々です

いつになったら完成すんのこれ

カウンタ

Penguin

いやしゾーン

word

Prof

HN:
コマツ・フツラ
HP:
性別:
女性
職業:
エディトリアルデザインする人
趣味:
漫画と旅と映画
自己紹介:
某美大卒。分裂気質。仕事がないと生きて行けないサラリーマン気質。