2007.05.09(Wed) 【オタク日記】
アイデンティティ
アイデンティティが崩壊寸前だったのでちと自分の方向性について色々考えてたんだけど
方向性より現状を把握した方が落ち着いた
超素敵小説サイトの管理人さんの某方に言われたのですが
映像的であるかと思ったが 文学的でもあるのかな と言われ
そうなのかもな と
表現するところの伝えたい箇所が小説サイトさんの管理人さんとの方が近いような気がするんですよ。
伝えたいとこってのは 関係そのものの温度だったり空気だったり 時間によって動いてく心理だったりで
一瞬 じゃないんですよね 切り取れない。
写真としてじゃなく映像として捉えたいというか うん そういうこと すごく流動的
だからもえる!という関係も原作の固定関係じゃなくて、また違うパラレルのような感覚で好きになるというのも本当のとこ。
あと視覚で物事を捉える能力があまりないので他の感覚(聴覚とか触覚とか嗅覚とか)で補っているような感じもします。出力手段は視覚に訴えているけれど視覚そのものだけではなくもっと他の感覚に寄った見せ方なんだろうなと思いました。
あーちょっとわかってようやくすっきり
方向性より現状を把握した方が落ち着いた
超素敵小説サイトの管理人さんの某方に言われたのですが
映像的であるかと思ったが 文学的でもあるのかな と言われ
そうなのかもな と
表現するところの伝えたい箇所が小説サイトさんの管理人さんとの方が近いような気がするんですよ。
伝えたいとこってのは 関係そのものの温度だったり空気だったり 時間によって動いてく心理だったりで
一瞬 じゃないんですよね 切り取れない。
写真としてじゃなく映像として捉えたいというか うん そういうこと すごく流動的
だからもえる!という関係も原作の固定関係じゃなくて、また違うパラレルのような感覚で好きになるというのも本当のとこ。
あと視覚で物事を捉える能力があまりないので他の感覚(聴覚とか触覚とか嗅覚とか)で補っているような感じもします。出力手段は視覚に訴えているけれど視覚そのものだけではなくもっと他の感覚に寄った見せ方なんだろうなと思いました。
あーちょっとわかってようやくすっきり
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2007.05.08(Tue) 【バトン】
「知人管理人バトン」
何日放置もいいとこで今更アイコさんからのバトン。
菊さんもありがとう!というわけで今回はなんとなく
吾ユキ 兄弟 金融 警察関連トモダチ いろいろミックス!
「知人管理人バトン」
ルール:このバトンに出てきた管理人さんは必ず受け取って下さい。一度やったことある人はスルー可です。知ってる方、もしくは知り合いの管理人さんは必ず載せること。
↑という条件はスルーしちゃってくださいな。このブログ僻地だもの。
菊さんとアイコさんのこともせっかくなので書いちゃうぜ!
○漢字
菊路さん(以下*)→昂(昂然って感じ。つか不思議。面白い)
アイコさん(以下敬称略)→熱(久宜のこと話してるときの目が好き)
クビさん(以下同)→勢(私にはない動の気がある…羨ましいわ)
山根さん(以下同)→艶(この漢字を差し上げたい)
シゲルさん(以下婚約者)→華(キラキラしてるけれどどこか憂いのある感じ)
○色
*→C50 M00 Y80 K00■(あえてDTP用語で笑。鮮やか)
アイコ→ほの暗い藤色■(外見はもっと鮮やかだけどあえて内面的に見て)
クビ→■(他にも蛍光緑とかそういうのも混じってる感じ)
山根→■(元気だけど内面繊細な)
婚約者→■(かわいい…ので きもいよ私)
○季節
*→冬(ユキとかひぐとかのイメージがどうも。あと寝てる印象…冬眠?)
アイコ→盛秋(雅でちょっと色っぽい季節って感じ あと月とか)
クビ→盛夏(お盆とかの時期 いろんなものが混じり合って盛る感じ)
やまね→夜(季節っていうイメージより都会の夜っていう気が こう 煌々としてきらびやか)
婚約者→春(女の子がコートを脱いでお洒落になる季節!)
で、菊路さんからのもここでえいっと(仕事待機で相当暇らしい)
すげえ名前出しちゃってほんとすいません……僻地だからさ…本人様気がついてなくていいです…
『まずは貴方』
■ 名前(HN)
コマツマコト/小松真/春子/結石/えちゃ入るとき色々化けます
■ 性格
基本的に頭が悪いという点以外はうちの國春と似てなくもない。
本質的な性格はあまり人に見せない孤独好きの寂しがり。
■ 知人に言われた性格
謎 偏屈 デストロイヤー(会話ぶったぎる) 割とびびりん
あっけらかん 時々ドライで現実主義
頭の使い方間違ってる いざというときだけ頼りになる
あと怒らせると色んな意味で怖いとか。感情的なときはまだマシだけど確かに冷静にキレるととんでもなく怖いのかもしれません。めったにキレないのでわからないですが。
■ カッコイイ
オクラさんとキバサさんかっこよかったなー…U基さん…かっこかわいかった
■ 可愛い
シゲルさんとしとみさん つかしとみさんはびじんだ!
■乙女
あるいみでアイコさんは乙女だよ あと空橋さんもある意味乙女だ 乙女コンビ
■ 優しい
棒さんの心遣いに泣けた 中村さん超優しくて感動した あとモリヲさんいつもありがとう!
■ 楽しい
菊路さん ちまちゃん いや、もう遠慮しないよ
■ 個性的
みんな個性的じゃねえかな
■ 天然
んー クビさんとかたまにそれっぽいぞ
■ 腹黒
腹黒じゃないけどエノさんはちょっとエスっけあって私と相性がいいと思った
■ 変態
中村さんとアイコさん アイコさんに乳もまれたときはどうしようかと思った(嬉しくて)(嬉しいのかよ)。あとまつりかさんも凄いよ!
■ 馬鹿
え?わたしのことですって?
■ 大人
クビさんー 私より年下なのに私よかしっかりしとるー
■ ツンデレ
エノさんーvvなんか恋人とかくだけた付き合いになるとそうっぽくてかわいい
■ 萌え
まよちゃん 愛す
■ 尊敬
みんな………
菊さんもありがとう!というわけで今回はなんとなく
吾ユキ 兄弟 金融 警察関連トモダチ いろいろミックス!
「知人管理人バトン」
ルール:このバトンに出てきた管理人さんは必ず受け取って下さい。一度やったことある人はスルー可です。知ってる方、もしくは知り合いの管理人さんは必ず載せること。
↑という条件はスルーしちゃってくださいな。このブログ僻地だもの。
菊さんとアイコさんのこともせっかくなので書いちゃうぜ!
○漢字
菊路さん(以下*)→昂(昂然って感じ。つか不思議。面白い)
アイコさん(以下敬称略)→熱(久宜のこと話してるときの目が好き)
クビさん(以下同)→勢(私にはない動の気がある…羨ましいわ)
山根さん(以下同)→艶(この漢字を差し上げたい)
シゲルさん(以下婚約者)→華(キラキラしてるけれどどこか憂いのある感じ)
○色
*→C50 M00 Y80 K00■(あえてDTP用語で笑。鮮やか)
アイコ→ほの暗い藤色■(外見はもっと鮮やかだけどあえて内面的に見て)
クビ→■(他にも蛍光緑とかそういうのも混じってる感じ)
山根→■(元気だけど内面繊細な)
婚約者→■(かわいい…ので きもいよ私)
○季節
*→冬(ユキとかひぐとかのイメージがどうも。あと寝てる印象…冬眠?)
アイコ→盛秋(雅でちょっと色っぽい季節って感じ あと月とか)
クビ→盛夏(お盆とかの時期 いろんなものが混じり合って盛る感じ)
やまね→夜(季節っていうイメージより都会の夜っていう気が こう 煌々としてきらびやか)
婚約者→春(女の子がコートを脱いでお洒落になる季節!)
で、菊路さんからのもここでえいっと(仕事待機で相当暇らしい)
すげえ名前出しちゃってほんとすいません……僻地だからさ…本人様気がついてなくていいです…
『まずは貴方』
■ 名前(HN)
コマツマコト/小松真/春子/結石/えちゃ入るとき色々化けます
■ 性格
基本的に頭が悪いという点以外はうちの國春と似てなくもない。
本質的な性格はあまり人に見せない孤独好きの寂しがり。
■ 知人に言われた性格
謎 偏屈 デストロイヤー(会話ぶったぎる) 割とびびりん
あっけらかん 時々ドライで現実主義
頭の使い方間違ってる いざというときだけ頼りになる
あと怒らせると色んな意味で怖いとか。感情的なときはまだマシだけど確かに冷静にキレるととんでもなく怖いのかもしれません。めったにキレないのでわからないですが。
■ カッコイイ
オクラさんとキバサさんかっこよかったなー…U基さん…かっこかわいかった
■ 可愛い
シゲルさんとしとみさん つかしとみさんはびじんだ!
■乙女
あるいみでアイコさんは乙女だよ あと空橋さんもある意味乙女だ 乙女コンビ
■ 優しい
棒さんの心遣いに泣けた 中村さん超優しくて感動した あとモリヲさんいつもありがとう!
■ 楽しい
菊路さん ちまちゃん いや、もう遠慮しないよ
■ 個性的
みんな個性的じゃねえかな
■ 天然
んー クビさんとかたまにそれっぽいぞ
■ 腹黒
腹黒じゃないけどエノさんはちょっとエスっけあって私と相性がいいと思った
■ 変態
中村さんとアイコさん アイコさんに乳もまれたときはどうしようかと思った(嬉しくて)(嬉しいのかよ)。あとまつりかさんも凄いよ!
■ 馬鹿
え?わたしのことですって?
■ 大人
クビさんー 私より年下なのに私よかしっかりしとるー
■ ツンデレ
エノさんーvvなんか恋人とかくだけた付き合いになるとそうっぽくてかわいい
■ 萌え
まよちゃん 愛す
■ 尊敬
みんな………
2007.05.08(Tue) 【オタク日記】
文字にしてみる
個人メモ パラレル中学生設定(國久池葛)
といいつつやっぱり文字は苦手だ
誰かの言葉を借りないとたぐれない
たぐれたように思えても違うところに着地しているような気持ちになる
公立高校で校舎はとても古い。建物の一部には未だに木材で出来た廊下が残っている。
時折工場のにおいが風に乗ってやってきて異臭を放つ。硫黄のような、鉄の錆びたような臭いだ。
夏は窓を開けているため(クーラーなどついていないのだ)、そのにおいが一層濃くなる。
校舎の周辺の植物たちは不健康に、しかし乱暴なエネルギーを発散させるようにぼうぼうと繁る。
その草の間には空き缶やらコンビニのビニールやらが白々しく放置されている。
そのさらに下の地面には生徒である彼らが流した汚水や汚物や吐瀉物や体液やその他の目に見えない陰湿なものが染み込んでいる。
校内にはひび割れたガラスのついた窓がいくつもあり、申し訳程度にガムテープが施されている。
生物室にはホコリを何年もかぶったようなホルマリンがいくつも並んでいて、薬品の臭いがつんと鼻をつく。音楽室はやたら日当りが良いせいか、床が焼けてやけに乾いた空気が流れている。プールには今木の葉がへりに張り付いて、時折そこをトンボが横切っていく(プールの授業は一週間後に始まるようだ)。廊下に面した水道は締まりが悪いらしく、いつでもだらしなく水を垂れ流している。
生徒たちの声が聞こえないのは授業を受ける態度が真面目なのではない。
皆その退屈な時間を持て余し、昼寝やメールや物思いにふけっているためである。
生徒、黒髪で右目下に絆創膏を貼った生徒が教師の抑揚のない声に誘われて机に突っ伏して死んだように眠っている。彼は三ヶ月程前に近所の工業高校生に目をつけられ、五人程を相手に警察沙汰を起こした。そのときナイフで顔を傷つけられたようだが、事件に関わった人間たちの中で彼が一番軽症であったという。そのとき彼らに何があったのか、語るものは誰一人いない。本人は目の下に残った傷を「不名誉の負傷だ」と言い(その口調に重大さなど微塵も感じられないのだが)未だに絆創膏で隠している。どんなことにも悠長なのは元来の性格なのか、今もその眠る背中には進学とか受験とかいったものの悩みの影が見当たらない。
その同列前方で、七三分けの生真面目そうな生徒が古文の朗読をろうろうとした口調でこなしている。普段温和で口元の笑みを絶やさない彼の瞳には、ただ教科書の文字が映るばかりでそれ以外のものが何も見当たらない。まるで文字を読むためだけに発明された機械のように、言葉だけを発している。
底冷えするような黒い瞳の色 無機質 を捉える者はだれひとりいない。
廊下側の一番後ろに座る生徒はまるで存在そのものを消してしまったかのようにじっとしている。教師の声を聞きとりつつも、その心の奥底は常に別の方向に向かっているようだ。ノートには古典の授業とはまるで関係のない化学式がいくつも並んでいる。時折 にやり と唇の端だけで笑う。
すぐ前に座るくせ毛の生徒がそちらに振り返った。なあ葛西俺教科書忘れたんだけど 見せてよ 断る ドケチ 気配を消していたその生徒に一瞬明らかに不快の念が見て取れた。くせ毛の生徒は気にしない。それどころか振り返った姿勢のまま机に肘を付いて不満げに断った相手を見やる。効果がないにも関わらず抗議の視線を外さぬ相手にしびれをきらし(というより面倒臭くなったようだ)、出してさえいなかった教科書をだるそうに取り出すと、丁度彼の番に当たった。唇だけで わり、ありがと と言い教科書を手に取ると、くせ毛がつっかえつっかえの下手な朗読を始めた。
息づかい 教師の声 手を走らせる音 不意に机に足をぶつける音 ひそやかな椅子のきしみ
生き物の音が蠢きながらも生命の熱がこもることはない。
歓喜、衝動、情動、から切り離されて不自然に同世代だけが押し込められた空間。
そこにあるのはコンクリートに熱せられた空気が作り出す外側の乱暴な暑さだけである。
といいつつやっぱり文字は苦手だ
誰かの言葉を借りないとたぐれない
たぐれたように思えても違うところに着地しているような気持ちになる
彼らの中学校は臨海工業地帯にほど近い場所に構えられている。
公立高校で校舎はとても古い。建物の一部には未だに木材で出来た廊下が残っている。
時折工場のにおいが風に乗ってやってきて異臭を放つ。硫黄のような、鉄の錆びたような臭いだ。
夏は窓を開けているため(クーラーなどついていないのだ)、そのにおいが一層濃くなる。
校舎の周辺の植物たちは不健康に、しかし乱暴なエネルギーを発散させるようにぼうぼうと繁る。
その草の間には空き缶やらコンビニのビニールやらが白々しく放置されている。
そのさらに下の地面には生徒である彼らが流した汚水や汚物や吐瀉物や体液やその他の目に見えない陰湿なものが染み込んでいる。
校内にはひび割れたガラスのついた窓がいくつもあり、申し訳程度にガムテープが施されている。
生物室にはホコリを何年もかぶったようなホルマリンがいくつも並んでいて、薬品の臭いがつんと鼻をつく。音楽室はやたら日当りが良いせいか、床が焼けてやけに乾いた空気が流れている。プールには今木の葉がへりに張り付いて、時折そこをトンボが横切っていく(プールの授業は一週間後に始まるようだ)。廊下に面した水道は締まりが悪いらしく、いつでもだらしなく水を垂れ流している。
生徒たちの声が聞こえないのは授業を受ける態度が真面目なのではない。
皆その退屈な時間を持て余し、昼寝やメールや物思いにふけっているためである。
生徒、黒髪で右目下に絆創膏を貼った生徒が教師の抑揚のない声に誘われて机に突っ伏して死んだように眠っている。彼は三ヶ月程前に近所の工業高校生に目をつけられ、五人程を相手に警察沙汰を起こした。そのときナイフで顔を傷つけられたようだが、事件に関わった人間たちの中で彼が一番軽症であったという。そのとき彼らに何があったのか、語るものは誰一人いない。本人は目の下に残った傷を「不名誉の負傷だ」と言い(その口調に重大さなど微塵も感じられないのだが)未だに絆創膏で隠している。どんなことにも悠長なのは元来の性格なのか、今もその眠る背中には進学とか受験とかいったものの悩みの影が見当たらない。
その同列前方で、七三分けの生真面目そうな生徒が古文の朗読をろうろうとした口調でこなしている。普段温和で口元の笑みを絶やさない彼の瞳には、ただ教科書の文字が映るばかりでそれ以外のものが何も見当たらない。まるで文字を読むためだけに発明された機械のように、言葉だけを発している。
底冷えするような黒い瞳の色 無機質 を捉える者はだれひとりいない。
廊下側の一番後ろに座る生徒はまるで存在そのものを消してしまったかのようにじっとしている。教師の声を聞きとりつつも、その心の奥底は常に別の方向に向かっているようだ。ノートには古典の授業とはまるで関係のない化学式がいくつも並んでいる。時折 にやり と唇の端だけで笑う。
すぐ前に座るくせ毛の生徒がそちらに振り返った。なあ葛西俺教科書忘れたんだけど 見せてよ 断る ドケチ 気配を消していたその生徒に一瞬明らかに不快の念が見て取れた。くせ毛の生徒は気にしない。それどころか振り返った姿勢のまま机に肘を付いて不満げに断った相手を見やる。効果がないにも関わらず抗議の視線を外さぬ相手にしびれをきらし(というより面倒臭くなったようだ)、出してさえいなかった教科書をだるそうに取り出すと、丁度彼の番に当たった。唇だけで わり、ありがと と言い教科書を手に取ると、くせ毛がつっかえつっかえの下手な朗読を始めた。
息づかい 教師の声 手を走らせる音 不意に机に足をぶつける音 ひそやかな椅子のきしみ
生き物の音が蠢きながらも生命の熱がこもることはない。
歓喜、衝動、情動、から切り離されて不自然に同世代だけが押し込められた空間。
そこにあるのはコンクリートに熱せられた空気が作り出す外側の乱暴な暑さだけである。
2007.05.07(Mon) 【読んだ本】
ハリガネムシ
ハリガネムシ 吉村 萬壱
読書時間 1時間
新幹線で読んでた本。装丁に惹かれて祖父にもらった。(祖父の家は本の宝山のようになっていて児童文学から古典文学から現代文学まで幅広い本を取り揃えている)
祖父にとってはあまり印象的な本ではなかったようだが、読んでみて納得した。確かに祖父向けではない。
簡単に説明をすれば教師が水商売の女に関わっていく過程で自分の中の破壊衝動に気がつき、やがてその欲望の故にとんでもない底まで堕ちていく、という感じ。
この「破壊衝動」は岡崎京子の作品の中にもよく描かれる世界であるといえるが、この人のそれはもっと狂い方が酷な気がした。とにかく読後感があまりに暗いというか、凶器的な黄色というか(表紙の印象もあるのだろうが)。叫んだまま終わらせてもらえないようなそんな感覚に襲われる。
ちなみに岡崎京子の場合の堕ち方はもっと無感情で無慈悲でしかし恐ろしく爽快である。
その「爽快感」がないドロっとしたものというのがこの人の作品の色なのかもしれない。
レビューではさんざん酷評されていたが私は酷評するつもりはない。
元々他人が嫌がって見ないものを見てみようとするタイプの人間なので興味深かったというのが一番感想として近い。(しかし人間の体の傷を縫おうとは思わない)
本を読むときの動機として「感動したい」「何かを得たい」と思うのならばこの作品は読まない方がいいだろう。
楽しみ方としては「なんで」とか「どうしてこんな」とか思うより、小さな子が蟻を踏んだり足を取ったりしてそれが一体どうなるのか見届けたいと思うようなそういう奥底に眠る何かの衝動を抱えていることを自覚して読んだほうが、この作品は面白いのではないかと思う。
読書時間 1時間
新幹線で読んでた本。装丁に惹かれて祖父にもらった。(祖父の家は本の宝山のようになっていて児童文学から古典文学から現代文学まで幅広い本を取り揃えている)
祖父にとってはあまり印象的な本ではなかったようだが、読んでみて納得した。確かに祖父向けではない。
簡単に説明をすれば教師が水商売の女に関わっていく過程で自分の中の破壊衝動に気がつき、やがてその欲望の故にとんでもない底まで堕ちていく、という感じ。
この「破壊衝動」は岡崎京子の作品の中にもよく描かれる世界であるといえるが、この人のそれはもっと狂い方が酷な気がした。とにかく読後感があまりに暗いというか、凶器的な黄色というか(表紙の印象もあるのだろうが)。叫んだまま終わらせてもらえないようなそんな感覚に襲われる。
ちなみに岡崎京子の場合の堕ち方はもっと無感情で無慈悲でしかし恐ろしく爽快である。
その「爽快感」がないドロっとしたものというのがこの人の作品の色なのかもしれない。
レビューではさんざん酷評されていたが私は酷評するつもりはない。
元々他人が嫌がって見ないものを見てみようとするタイプの人間なので興味深かったというのが一番感想として近い。(しかし人間の体の傷を縫おうとは思わない)
本を読むときの動機として「感動したい」「何かを得たい」と思うのならばこの作品は読まない方がいいだろう。
楽しみ方としては「なんで」とか「どうしてこんな」とか思うより、小さな子が蟻を踏んだり足を取ったりしてそれが一体どうなるのか見届けたいと思うようなそういう奥底に眠る何かの衝動を抱えていることを自覚して読んだほうが、この作品は面白いのではないかと思う。
2007.05.01(Tue) 【オタク日記】